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なぜ老眼になるの?


 なぜ老眼になるの?


 Dr.T「最近、手元から30cmくらいの距離が見えにくくなった」
という方、それは老眼かもしれません。
老眼は一般に45歳頃から始まり、本や新聞を見るときに
ピントが合わない感じがすることで気づく人が多いようです。

老眼はなぜ起きるのでしょうか。
その原因は、目の中にある
レンズ(水晶体)の老化現象によるものなのです。

近くを見るときには、弾性のある水晶体が膨らんで近くにピントが合います。
この水晶体の構造はどうなっているのでしょうか。

水晶体は、細胞と線維で構成され、周りは透明なカプセルで包まれています。
そして、水晶体の中にある上皮細胞が常に細胞分裂を繰り返し、
新しい細胞と線維が作られています。
次々に細胞と線維が新しくできてくるのですが、カプセルに包まれているため、
古い細胞や線維は水晶体の外に出すことはできずに、
カプセルの中にどんどんたまっていきます。
そのため年齢を重ねると、水晶体の中は古い細胞や線維がいっぱい詰まった、
満員電車のような状態になります。
こうなると細胞同士は身動きできず、
もともと柔らかかった水晶体は徐々に弾性を失って硬くなっていきます。
水晶体の弾性と近くにピントの合う・合わないは密接に関係しており、
60歳くらいの人の硬くなった水晶体では、
2mより手前にあるものにさえピントが合わない状態になります。

こうして起こる老眼は、体のしくみ上、防ぐことができない老化現象といえます。
そこで、不足した弾性を補う老眼鏡が必要となるのです。

ちなみに、老眼かどうかを調べるには、
一般に5mで使われる視力表とは異なる「近距離視力表」を使い、
手元30cmの所にこの視力表を置いて視力を測定します(近見視力)。
簡単には新聞の文字が30cmできちんとよく読めるか、でも判断できます。
近見視力が0.4以上あれば、新聞が読めると言われています。
また、最近はコンピューターを使う機会も増えています。
コンピューターのディスプレーまでの距離は40cm~50cmですから、
ディスプレーの文字が見えにくくなったと感じた場合は、老眼を疑ってみる必要があるでしょう。



若年者と高齢者の水晶体の比較図