楽天市場コンタクトレンズ


コンタクトレンズの種類と特徴


 コンタクトレンズの分類


コンタクトレンズは素材によって、
ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズの2種類に分類されます。

ハードコンタクトレンズは水をほとんど含まない、かたい素材でできています。
一方、ソフトコンタクトレンズは水分を含んだやわらかい素材でできています。
さらにソフトコンタクトレンズは、交換頻度によって種類が分けられます。



■ ハードコンタクトレンズ

     ・ 非ガス透過性ハードコンタクトレンズ

     ・ ガス透過性ハードコンタクトレンズ


■ ソフトコンタクトレンズ

  ハイドロゲルコンタクトレンズ(従来の素材のソフトコンタクトレンズ)

     ・ 従来型ソフトコンタクトレンズ
     ・ 1日(毎日)使い捨てソフトコンタクトレンズ
     ・ 1週間連続装用使い捨てソフトコンタクトレンズ
     ・ 頻回(2週間)交換ソフトコンタクトレンズ
     ・ 定期交換ソフトコンタクトレンズ

  シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズ(新素材のソフトコンタクトレンズ)

     ・ 1週間連続装用使い捨てソフトコンタクトレンズ
     ・ 頻回(2週間)交換ソフトコンタクトレンズ
     ・ 定期交換ソフトコンタクトレンズ



ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズの酸素供給の違いハードコンタクトレンズと
ソフトコンタクトレンズの
酸素供給の違い




 ハードコンタクトレンズ


ハードコンタクトレンズハードコンタクトレンズは、
直径が約8.8(8.4~9.4)mmと
角膜(黒目)の直径より小さく、
素材は固いのが特徴です。
まばたきの際に
2~3mm 上下に動くので、
装用感が悪いのが欠点です。

また、乾燥するとしろ目(球結膜)に
充血が目立つようになります。
コンタクトレンズ下に涙を多く巻き込むため、
目に入ったゴミがコンタクトレンズ下に入り、異物感や痛みが出やすいのも欠点です。
うまくフィットしない場合には、レンズを削ってデザインを変更できるRGPもあります。


ハードコンタクトレンズのデザイン図
ハードコンタクトレンズのデザイン図




 ハードコンタクトレンズ(ガス透過性ハードコンタクトレンズを含む)の特徴


ハードコンタクトレンズを装着した状態装用当初は異物感がありますが、
ある程度の時間、
毎日確実に装用すれば装用感は良くなります。
目に異物がはいったり、
黒目に傷がついたときは、
痛みとして、敏感に反応し、早期治療が可能です。
ラグビー、柔道などの過激なスポーツには不適切です。


■ 長所

     ① 重篤な眼障害の発生頻度が少ない

     ② 円錐角膜、角膜不整乱視、強度角膜乱視の矯正が可能である

     ③ 眼球への酸素供給量が多い(ガス透過性ハードコンタクトレンズ)

     ④ レンズの寿命が長い(2~3年)


■ 短所

     ① 装用感が悪い(当初のみ)      ② ずれやすい

     ③ 紛失しやすい              ④ レンズが曇る

     ⑤ 3時9時の角結膜上皮障害、結膜充血を発症しやすい

     ⑥ 長期装用による眼瞼下垂がおこることがある




 ソフトコンタクトレンズ


ソフトコンタクトレンズソフトコンタクトレンズは、
素材が柔らかく、装着したり、
はずしたりするのに慣れが必要です。
直径は、13.8~14.5mm程度と
角膜径より大きいため、
まぶたの裏に
常に入り込んだ状態になります。
まばたきの際には、
0.5~1.0mm程度しか動かないため、
コンタクトレンズ下に異物が入り込むことは少なくなります。
乾燥すると、充血よりもコンタクトレンズそのものがゴワゴワした感じになったり、
白くモヤがかかったように見えます。 


ソフトコンタクトレンズのデザイン図
ソフトコンタクトレンズのデザイン図




 ソフトコンタクトレンズの特徴


ソフトコンタクトレンズを装着した状態※見やすいように染色しています。一般に装用感は良好ですが、
逆に目の痛みを抑える効果があり、
装用しているあいだに傷が悪化し、
はずした直後に強い痛みを訴えることがあります。
目への酸素供給は、
ガス透過性ハードコンタクトレンズよりも劣ります。


■ 長所
     ① 装用感が良好である       ② 充血が目立ちにくい
     ③ レンズが曇らない         ④ レンズがずれない
     ⑤ 紛失が少ない           ⑥ 激しいスポーツでも装用可能である
■ 短所
     ① 円錐角膜、角膜不整乱視、強度角膜乱視は矯正できない
     ② 重篤な眼合併症(角膜潰瘍、眼内炎) の発症が多い
     ③ 慢性酸素不足による目の障害を発症しやすい
        例 : 角膜内皮細胞障害、角膜血管新生

角膜血管新生ソフトコンタクトレンズ
装用者にみられた
角膜血管新生
角膜内皮細胞障害 ソフトコンタクトレンズ
装用者にみられた
角膜内皮細胞障害



 使い捨てソフトコンタクトレンズ(頻回(2週間)交換ソフトコンタクトレンズ、
 定期交換ソフトコンタクトレンズを含む)


使い捨てソフトコンタクトレンズ

使い捨てソフトコンタクトレンズは、ソフトコンタクトレンズであり、
前述したソフトコンタクトレンズの長所と短所はすべて共通して持ち合わせています。
ただし、使用期間、装用方法が限定されているために、
1日使い捨てソフトコンタクトレンズ、頻回(2週間)交換ソフトコンタクトレンズ、
1週間連続装用使い捨てソフトコンタクトレンズは、
従来型ソフトコンタクトレンズと比較すると、それぞれ異なる長所と短所があります。


【 1日(毎日)使い捨てソフトコンタクトレンズ 】
■ 長所
     ① レンズケアが不要である       ② レンズが常に清潔である
     ③ 従来型ソフトコンタクトレンズ、頻回(2週間)交換ソフトコンタクトレンズ、
       定期交換ソフトコンタクトレンズよりも眼合併症の発症頻度が低い
     ④ Occasional use (必要なときだけコンタクトレンズを装用する使い方)
       に最適である
     ⑤ 巨大乳頭結膜炎に最適である
■ 短所
     ① コストが高い       ② レンズの種類、デザインが少ない
     ③ レンズ度数が限定される
     ④ 老視用ソフトコンタクトレンズは未発売である
     ⑤ 処方時に、破損などのレンズ不良を1枚1枚確認できない


【 頻回(2週間)交換ソフトコンタクトレンズ 】
 ■ 長所
     ① 強力蛋白除去が不要である       ② レンズが清潔である
     ③ 従来型ソフトコンタクトレンズ、定期交換ソフトコンタクトレンズよりも
       眼合併症の発症頻度が低い
     ④ 1日使い捨てソフトコンタクトレンズよりも価格が安い
     ⑤ 1日使い捨てソフトコンタクトレンズよりもレンズの種類、デザインが多い
     ⑥ 老視用ソフトコンタクトレンズも発売されている
■ 短所
     ① レンズ度数が限定される
     ② 処方時に、破損などのレンズ不良を1枚1枚確認できない


【 1週間連続装用ソフトコンタクトレンズ 】
■ 長所
     ① レンズケアが不要である       ② レンズが清潔である
     ③ レンズの装着脱が週に一度のみ
■ 短所
     ① 終日装用よりも眼合併症の発症頻度が高い
     ② 長時間装用による慢性の角膜酸素不足の目への影響が大きい
     ③ コストが高い
     ④ レンズの種類、デザインが少ない
     ⑤ レンズ度数が限定される
     ⑥ 老視用、カラーソフトコンタクトレンズは未発売である
     ⑦ 処方時に、破損などのレンズ不良を1枚1枚確認できない




 使用コンタクトレンズの種類


使用コンタクトレンズの種類グラフ