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角膜はなぜ透明なの?


 角膜はなぜ透明なの?


 Dr.T眼球のわずかな動きやピント合わせについて、
カメラにたとえています。
同じように眼球をカメラにたとえると、
レンズに当たるのが角膜と水晶体です。

人体で透明な組織は角膜と水晶体だけなのですが、
これらはなぜ透明なのでしょうか?

その原因については、血管がないこと、
組織の配列が規則正しいこと、水分を排泄する作用があること、などといわれます。

ここで、角膜について考えてみましょう。
人体組織の多くは血管から酸素を取り入れています。しかし角膜には血管がありません。

このため角膜は酸素を、①直接空気から、②角膜の周囲の血管から、
③角膜の裏の房水から、取り入れています《下左の図を参照》。

次に組織の配列をみると、角膜は5つの層からなり、それぞれが規則正しく並んでいます。

《下右の図を参照》
なお組織の並び方が乱れている場合、透明性が失われます。

角膜の裏は、房水という水に接しています。

《下の図を参照》
このため通常なら角膜はふやけ、組織の配列が乱れます。
しかし房水と接する角膜には特殊な細胞(内皮細胞)があり、
組織の中に水を入れない関門の役目と水をかきだす作用をはたしているのです。

こうした3つの作用によって、角膜は透明性を維持しています。
ですから角膜に病気が起こると、
それぞれの作用に異常をきたし、角膜は透明性を失ってしまうのです。



角膜の裏は、房水という水に接していることの説明図